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家具が倒れてこないようにしておきましょう |
日本では、過去に大きな地震がたびたび起きています。そして地震はある周期をもって、繰り返し起こることがわかってきました。 |
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video - 映像で確認しましょう! |
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ここに、実験映像があります。今後、30年前後でやってくるといわれている東南海・南海地震が、高層ビル(30階を想定)にもたらす揺れを再現しています。オフィスで、リビングで、また寝室で、家具の固定をしている場合としていない場合を見ることができます。百聞は一見にしかず。まずは映像をご覧ください。
※ ここで再現された揺れは、長周期地震動という地震波が長い周期をもった揺れです。高層マンションやビルに大きな横揺れをもたらし、地域によってはとても長く(たとえば、場所によっては揺れ幅が3メートルで4分前後といったふうに)揺れます。加えて東京、名古屋、大阪といった高層ビルが多数ある地域では地盤の関係で揺れが増幅されます。 ただ、どちらの地震も、家具が倒れてきて生命が奪われる可能性が高いことには、変わりありません。 映像はいかがでしたか? それでは次に、あなたやご家族が昼間または夜間に長い時間をすごされる部屋はどうかを想像してみましょう。 いま、あなたがいる場所はいかがでしょう。何か倒れてくる大きな家具や、落ちてくる物はありませんか? ガラス窓は近くにありませんか? 日頃、長い時間をすごす場所にいつものように座ったら、あるいは今夜、布団に入ったら、ぐるっとあたりを見回してみましょう。そして地震がきたらどうなるか、想像してみてください。 いかがですか? もし落ちてきたり倒れてくるものがある場合、次の手順に従って部屋のなかを安全にしましょう。
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直下型地震の大きな揺れは、わずか十数秒です。多くの生命や財産が奪われるのも、大ケガをするのも、そのほとんどがこのわずか十数秒の揺れによって家具が一瞬のうちに倒れ、家が倒壊したからです。阪神・淡路大震災でも、犠牲者の9割以上の方がほぼ即死だったといわれています。 |
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