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2006/レポート1
(依頼原稿) |
<演習> 平成18年度 第十消防方面本部・練馬区合同水防演習(5月11日) |
<編注1> 第十消防方面本部: |
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<編注2> 参加人数: 官民含め、合計822名もの方にご参加いただいたとのことです。うち、住民の方は、338名、幼稚園児39名にご参加いただきました。皆さま、お疲れさまでした。 |
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<編注3> 溢水(いっすい): |
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<編注4> 河川の溢水(いっすい)による浸水や、下水道の排水能力を超える雨水があふれるような水害 局地的な集中豪雨によって、雨水は行き場がなく排水できなくなって低い場所にたまります。「内水による水害」ともいい、こういった場合には、往々にして下水から水が逆流し、マンホールが水流によってはずされます。水がたまっている道を歩いていると、知らずにその穴に落ちることがありますので、浸水しているなかを移動をする場合には、傘などで足元を確認しながら歩きましょう。 |
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<編注5> 都市型集中豪雨: 近年、特にコンクリートに囲まれた都心部では、春から秋にかけて1日のうちに昼間にぐっと温度が上昇し、夕方、大気の状況が急に不安定となって、雨雲が局地的に発生し、思いもよらぬ大雨をもたらすといった現象が頻繁にみられるようになってきました。ヒートアイランド現象によるものともいわれていますが、半地下や地下室に水が一気に流れ込んでいく被害も多く見られることから、注意がうながされています。 参 考:区防災課/都市型水害にご注意を!(リンク、pdf ファイル) 東京都建設局/東京都における都市型水害対策(リンク) |
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<編注6> 洪水ハザードマップ: 「ハザードマップ」は、実は明確な定義が存在していないといわれていますが、多くの場合では、特定の災害に対しての危険な地域や程度等を示した地図とされ、災害予測地図、災害マップなどとも呼ぶこともあります。対象とする災害は、水害、地震災害、火山災害、土砂災害、津波災害などがあり、それぞれの目的に応じて関係機関および自治体によって作成されていています。多くの自治体では、災害危険地域と災害をより大きくする要因や、災害を防ぐ要因(防災関連施設、避難場所、避難経路、避難に関する情報一般、各自でできる減災のための知識等)を加味した総合的な防災地図(マップ)も作成されています。 練馬区では洪水に特化した「洪水ハザードマップ」を提供しており、この地図からは、洪水時に危険な場所(浸水の予想される区域)、危険の程度(想定される浸水深)、避難場所などがわかります。(東京都では、平成12年に東海地方を襲った東海豪雨を想定し、中小河川流域の浸水状況を示した浸水予想区域図を作成しています。練馬区では、この浸水予想区域図に基づき、神田川流域浸水予想区域図、石神井川及び白子川流域浸水予想区域図を一枚のハザードマップにまとめています。) |
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<編注7> 浸水防止の方法: 一方、雨水を一気に出さない方法もあります。コンクリートの表面を流れて河川や用水路等に流れ込むことがないように、雨水を地下に浸透させる施設(浸透ます・浸透トレンチ)や雨水を一時的に溜めておく施設(貯留施設)の設置をすることです。皆さんが各戸で、少しでも雨水を一気に出さない工夫をしておくと、大きな効果があります(ただし、雨水の浸透により土砂災害を起こす危険のある場所や雨水が浸透しにくい場所では、設置に注意をしなくてはならない場合があります。) |
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編注執筆
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秋山真理(ねりま減災どっとこむ) |
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