【感 想】
昨年に引き続き、お邪魔をさせていただきました。今回は、準備の段階から拝見できませんでしたが、昨年同様、チームワークよくなさっていらっしゃいました。
子どもたちだけでの参加も目立ちましたが、子どもは日中の訓練には真剣に取り組み、夜の避難所探検ラリーでは、包帯巻きの先生の姿に驚き楽しむなど、充実した時間になったと感じます。
その避難所探検ラリーの内容は、防災に関する設問に答えたり、災害時に学校がどう使われるのかを学ぶものでした。ただ、楽しさに追われ、あっという間に終わってしまった印象があるので、できれば大事な設問については日をあらためてでも、子どもたちがふりかえることができる時間をもっていただけると、より効果があるな、と感じました。
外国人の方は、フィールドに出ての訓練はあまり体験したことがないと思われますので、これも一つの訓練の形と思われます。地震がない国のご出身だと、災害に対するイメージはつかみにくいので、今後、防災課としてアンケートを取られたり、ご質問を受けるなどして、相互に理解を深める機会があるといいな、と思いました。
できれば、訓練ではそれほどの人数ではないので、ちょっと空いた時間にどのような不安をお持ちかうかがったり、それぞれのご家庭の事情をおうかがいしてアドバイスをなさることも有意義なことと考えます。特に言葉を理解できる方がふだんから身近にいらっしゃるかを、うかがっておくとよいかもしれません。実態をつかむことに加え、すべての避難所に通訳の方を配置するといったことは難しいでしょうから(本当は、最寄りの英会話学校や言葉がわかる方などと拠点で地域協定を結んでいただいて、訓練に参加していただくとよいと思いますが)、外国人の方には、個々にふだんから近くにそういう方を確保していただいて、いざというときに一緒に行動されるようにすすめるとよいな、と感じました。なにしろ、情報が全く伝わらない可能性がありますので、さまざまな方法を模索しておく必要があると思われます。
外国人の方を受け入れての訓練になりましたが、全体として違和感なく、とてもスムースに行われました。
皆さま、本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。 (^◇^)/