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平成18年度練馬区震災総合訓練/大泉北小学校の訓練

 大泉北小学校では、多くの地域住民の方が加わり、60人近くの方が訓練に参加しました。
 なお、(4)防災拠点機能確認訓練(医療救護所および給水拠点校・情報拠点校の訓練)は、大泉北小学校には該当しないため、行われていません。
8:00〜
10:00

(1)参集経路マップ作成訓練(全要員)

<省略>
8:00〜
10:00

(2)避難拠点開設確認訓練

集合/自己紹介/今日の手順の確認
入り口、施錠、備蓄庫など、一緒にまわってチェック
仮設トイレ設置場所
下水のマンホールは? 
開ける道具は? この場所は適当?
体育館上のプール
屋上から、町並みやエリアを確認
どんな建物が多い?
教室、非常口などを見てまわる
使える教室は?
要員さんで開設手順の細部を詰める
10:
00

11:
00

(3)情報とりまとめ訓練

 多くの地域の方が「被害情報収集カード」を持参して参加しました。地図を見る、書くのに慣れる、まとめる、といったことを試しました。

「被害情報収集カード」をもって集合
大きな地図に、被害状況を分類(火災、家屋倒壊、ケガ人、ガス臭、事故)しながら、落とす
2回めは、地区ごとに小さな地図にまとめてみる

(5)防災無線通信訓練

 情報拠点校の三原台中学校から、同グループ内の避難拠点に対して、学校内の被害状況や、要員の参集状況に関する問い合せがありました。

防災無線等の確認。停電だとどうなる?
区のネットワークにつなぐことができるコンピュータ。開くのに時間がかかる?
三原台中学校と交信
11:00

12:00

(6)訓練項目整理時間

 全員そろって、今回のまとめとして、主に(3)情報とりまとめ訓練に関して、時間がさかれました。まとめる地図はどうするか、どんな地図がいいか、大きさはどうか、「被害情報収集カード」に書いて持って来れるのか、まとめる方法はどうするか、救助をするなら書き込まれたものを持っていけないといけないのではないか、地図に落とすことの難しさ、更新できるような工夫、といった話が出ました。
 地図については、学校側で作る予定のものもあり、これからまた相談とのこと。

【その他】
 今回の訓練は、区内に103校ある避難拠点が、いざというときに避難拠点を開設する手順を確認する訓練でした。
 そのうちのひとつ、大泉北小学校にお邪魔して訓練を拝見させていただきました。ありがとうございました。おかげさまで、だいたい、今回の訓練で各避難拠点がなさったであろうことの概略がつかめました。
 鍵の問題では、どの学校もセキュリティー会社と契約をしていると思うので、いざというときには、そのセキュリティー会社も、力になってもらえるような約束事をしておくとよいように感じました。
 ここからは一般論ですが、どの避難拠点においても、今回の訓練に基づいて「避難拠点運営チェックリスト」を完成させることになります。今回、明らかになった課題を解消したり、チェックリストを完成させるには、まだまだ時間がかかることと思いますが、本当に大切な作業になると思いますので、どの避難拠点の方にも、完成に向けてご苦労はおありになるかと思いますが、皆さまの力をあわせてご尽力をいただきたいと願っています。
 また、それにあたっては、防災課からの適切な助言が必要となりそうです。さまざまな問題が、疑問のままになったり、疑問にもならずそのままいってしまう可能性等も考えられますので、きめ細やかなケアをよろしくお願いします。

レポーター
秋山 真理(ねりま減災どっとこむ)

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