ねりま減災どっとこむ

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2006/レポート6
(取材報告)

第29回旭町連合町会防災訓練(8月26日18時40分〜20時30分

 2006年8月26日、夕方から光が丘公園芝生広場にて、旭町連合町会主催で夜間防災訓練が行われました。各町会地域ではグループごとに避難誘導が行われ、光が丘公園に集合後、広場で、起震車・煙体験・初期消火・配給訓練が行われました。配給訓練では旭町小学校・豊渓中学校・光が丘第一小学校避難拠点運営連絡会が応援として合同で炊き出しを行いました。
 参加者は、当日の発表によると、旭町1丁目町会から210名、2丁目町会から230名、3丁目町会から132名、3校の避難拠点運営連絡会の合計では39名となり、合計611名もの方が、訓練に参加しました。
 上記団体のほか、東京電力、光が丘消防署、光が丘警察署、消防団第三分団、交通安全協会旭町支部、区防災課が協力をし、区長や地元・区議も訪れました。

訓練の次第
3校の拠点運営連絡会による炊き出し
熱いご飯を、急ぎパック詰め
参加人数が掴みにくく、ちょっと苦労?
グループごとに避難
ロープを使い、はぐれないように工夫のグループも
続々と、避難者が集まります
東京電力からは、高所作業車と、
75KVA低圧発電車が紹介されていました
全員集合で、始まり、始まり♪
この券が受付となります
流れ作業で、炊き出しを受け取ります
消火器を使った初期消火訓練。炎が天井に届く前
なら、ご近所の人の力を借りて消せます
<参考> 減災どっとこむ 救急車も消防車も来ない
煙ハウス。
真っ暗やみで白煙が充満しているので、
皆さん、方向感覚が乱れ気味?
起震車で本震と余震のセットを体験。大きな揺れは
1分も続きません(阪神・淡路大震災で十数秒程度)
まず身の安全の確保を! >> 姿勢の取り方
< 参考> 減災どっとこむ家具が、人を襲う?

【感 想】
 暗闇と小雨の降るなかではありましたが、大勢の方の参加により活気ある訓練となりました。
 ご家族で参加の方も多く、小さな子どもさんの姿もたくさん見受けられました。これほど幅広い年齢層の方が一同に会する訓練もそれほど多くないことからも、29回という歴史の重みを感じました。
 ロープを使っての避難は、混雑が想定されるなか、とても良い方法です。腰ひもとして結ばれた小さな子どもさんもいらっしゃいましたが、こんな時は迷子が一番、心配されますから、有用な方法の1つだと思いました。見た目は、ワンちゃんの散歩みたいでとても微笑ましい(笑)のですが、親御さんが片時も目を離さないでいることは難しいので、安心できる方法かもしれません(ただし、あまりロープが長かったり、ヒモが細いと危険も伴いますので、使い方には十分にご注意ください)。
 今後もますます、近隣の拠点運営連絡会との連携を含め、地域で顔のみえる関係を構築されていくことを期待しています。

レポーター
秋山 真理(ねりま減災どっとこむ)

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