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家具が倒れてこないようにしておきましょう

地震がくると、家具が倒れがラスが降ってきます 日本では、過去に大きな地震がたびたび起きています。そして地震はある周期をもって、繰り返し起こることがわかってきました。
 最近でいうと、2004年に新潟県中越地震、2007年に能登半島沖地震、新潟県中越沖地震、そして2008年に岩手・宮城内陸地震がおきていて、専門家からは練馬区を含む首都圏でも、近々大きな地震がおきる可能性があると指摘されています。
 地震から身を守るためには、家が地震で倒壊しないということが大事ですが、もっとも簡単で大きな効果があって費用がかからないのは、家具が倒れないようにすることにより、圧死や窒息死、ケガをすることを防ぐことです。阪神・淡路大震災では、家や家具の下敷きになった方の多くがほぼ即死でした。

<参考> 家具が、凶器に変わります!
       /減災どっとこむ

- video - 映像で確認しましょう!

 ここに、実験映像があります。今後、30年前後でやってくるといわれている東南海・南海地震が、高層ビル(30階を想定)にもたらす揺れを再現しています。オフィスで、リビングで、また寝室で、家具の固定をしている場合としていない場合を見ることができます。百聞は一見にしかず。まずは映像をご覧ください。

長周期地震動による高層建物の大振幅に備える震動台実験(2008年1月)
(財)防災科学技術研究所

阪神・淡路大震災の部屋の様子。すべてが倒れてぐちゃぐちゃです
阪神・淡路大震災の部屋の様子。すべてが倒れてぐちゃぐちゃです
阪神・淡路大震災/兵庫県広報課 撮影

※ ここで再現された揺れは、長周期地震動という地震波が長い周期をもった揺れです。高層マンションやビルに大きな横揺れをもたらし、地域によってはとても長く(たとえば、場所によっては揺れ幅が3メートルで4分前後といったふうに)揺れます。加えて東京、名古屋、大阪といった高層ビルが多数ある地域では地盤の関係で揺れが増幅されます。

 一方、 直下型地震では大きな横揺れというより、大きな上下動がどーんと来て、一瞬で家具や冷蔵庫などが倒れテレビが水平に3メートルも飛ぶような強烈な揺れです。揺れる時間も短く、阪神・淡路大震災ではわずか17秒ほどだったと言われています。

 ただ、どちらの地震も、家具が倒れてきて生命が奪われる可能性が高いことには、変わりありません。

 映像はいかがでしたか? それでは次に、あなたやご家族が昼間または夜間に長い時間をすごされる部屋はどうかを想像してみましょう。

 いま、あなたがいる場所はいかがでしょう。何か倒れてくる大きな家具や、落ちてくる物はありませんか? ガラス窓は近くにありませんか? 日頃、長い時間をすごす場所にいつものように座ったら、あるいは今夜、布団に入ったら、ぐるっとあたりを見回してみましょう。そして地震がきたらどうなるか、想像してみてください。

 いかがですか? もし落ちてきたり倒れてくるものがある場合、次の手順に従って部屋のなかを安全にしましょう。

  1. 家具や食器棚、冷蔵庫、テレビ、什器の配置や向きを見直しましょう。まずは、寝室、リビング、台所、職場などをチェックしてみましょう。
  2. 1でチェックした倒れてくるであろう家具などが、倒れたり飛んでこないように、家具などの向きや位置、もしくは布団や机の向きや位置を変えることはできますか? さらに、倒れた家具などがドアや通路にかからないようにしておくと避難をさまたげることはありません。また、重いものは、なるべく下に置きましょう。
    家具などの向きや位置を変える、布団の位置を変えることができない場合、またガラス窓が近くにある場合には次の3に進んでください。
  3. 家具などの向きや配置を変えることができない場合には、倒れてこないように家具などと壁や柱とを固定し、ガラス窓には、飛散防止のフィルムを貼りましょう。また、テレビ、ピアノなども固定します。
    方法は、次のとおりです。高齢者のひとり暮らし、高齢者のみ世帯の方、身体・知的障害のある方は、区の助成(かかる費用の一部を区が補助する)がありますので、ぜひ利用しましょう。
     >> 家具転倒防止器具の取付費助成 / 練馬区 暮らしのガイド
     地震に関する助成について  >>地震の助成制度一覧
家具の固定
の例
家具固定は上側と下と両方を固定するとより効果的。また壁の裏側の柱を探してしっかり固定しないと地震時に抜ける場合があります
<参考>
固定の金具はいろいろな種類があります。練馬区であっせんしている家具転倒防止板などのグッズはこちら(最近では、スーパーや量販店、デパートなどでも購入できます)ピアノ専用のバンドやテレビやパソコン、美術品などの下に敷くゴム製のマットなどもあります。なお、天井と家具の間にはめる突っ張り棒などは、天井や床が柔らかい場合など、強度がなければ効果がありませんのでご注意ください。
※ イラストのように金具で家具を固定したくても、後ろの柱を探すのが難しいケースや借りている家で傷をつけられないケースなどがあります。そうした場合には信頼のおける業者や大工さんなどに相談してみましょう。
ガラス飛散
防止の例

家の中にガラスが飛び散ってケガをしたり、踏んでその後の生活に支障が出るなど、とても危険なので、寝室やリビングにある窓ガラスには、できるだけガラス飛散防止フィルムを貼りましょう。
○参考:練馬区であっせんしているガラス飛散防止フィルム(スーパーや量販店、デパートなどで購入できます)
窓がラスにフィルムを貼ってガラスが飛び散らないようにしましょう○貼り方:ガラス飛散防止フィルムの貼り方(pdfファイル)(防災課作成)

 なお、全ての窓ガラスにガラス飛散防止フィルムを貼れれば一番良いのですが、なかなかそうはいかないかもしれません。その場合、常に窓ガラスのカーテンをひいておくようにしましょう。少なくとも、遠くまで飛び散ることは避けられます。ただ、子どもや多くの人が集まる施設では、必ず強化ガラスやガラス飛散防止フィルムを貼ってください。

高層ビルやマンションは、上にいくほど揺れが大きく長く続きます 直下型地震の大きな揺れは、わずか十数秒です。多くの生命や財産が奪われるのも、大ケガをするのも、そのほとんどがこのわずか十数秒の揺れによって家具が一瞬のうちに倒れ、家が倒壊したからです。阪神・淡路大震災でも、犠牲者の9割以上の方がほぼ即死だったといわれています。
 一般に高層ビルやマンションでは、戸建て住宅ではあまり揺れないような地震でも、大きな揺れが長く続く場合がありますので、家具の固定は必ずしましょう。
 そして、家が地震に強いかどうかを耐震診断をして確めましょう。せっかく家具が倒れてこないようにしてあっても、家が倒壊したら何にもなりません。
 >> 地震に強い家に住む、または安全な空間をつくりましょう

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