2009/レポート2 (取材報告) |
救急法講習会(傷病者が成人の場合) / 開進第一小避難拠点運営連絡会 |
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2009年6月21日10時より、開進第一小学校体育館において、「『誰の心にもヒーローはある』科学戦隊ダイナマン《ダイナイエロー》が、みんなの命を守る!」と題し、開進第一小避難拠点運営連絡会によるPTA、児童・生徒の皆さん、避難拠点の皆さん、地域の皆さんを対象とした救急法講習会(傷病者が成人の場合)が開かれました。 講師は、時田優さん(「科学戦隊ダイナマン」でダイナイエローを演じていらっしゃいました)と、「ハートセイバースクール浜田山」の福島範彦さん。 |
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皆さま、お疲れさまでした。子どもさんから大人まで、広く多くの方のご参加がありました。また、練馬消防署平和台救急隊の皆さんも、その場での急なお願いだったのですが、快くご協力いただけました。ありがとうございました。
時田さんは、ご自身の苦いご体験から、多くの方に呼吸をしていない人に対して一刻も早く心肺蘇生やAEDを施す救命法を学ぶきっかけにしてほしい、と地道に活動を続けていらっしゃるとのことでした。今回は縁あって、ご参加いただけることになりました。ありがとうございました。 練馬消防署等では、原則毎月1回、普通救命講習を行っています。本格的に救命のスキルを身につけるために、ぜひ講習会を受けられてはいかがでしょう。皆さんの身近な大切な方を失うことがないように、ぜひ心肺蘇生を身につけていただけたらと思います。 なお、救急車が来るまでは、通常119番に電話をしてから平均6分半を超えます。何かの事情で心臓が急に止まってしまい意識を失うと、脳に酸素が送られなくなり時間がたつにつれ細胞が死んでいくため、結果として大きなダメージを負うことになります。その酸素が供給されない時間が長ければ長いほど脳は大きなダメージを受け、仮に一命をとりとめたとしても大きな後遺症が残る可能性が高くなります。 救急車が来るまでの数分間、倒れた人の身近にいる皆さんが心肺蘇生を施していれば、後遺症も伴わず救命率もぐんと上がることにつながります。 この講習会を主催した開進第一小学校避難拠点運営連絡会は、地域の皆さんを中心に災害時に備え防災活動を行っています。区職員、学校職員と一緒になってさまざまな活動なさっていて、訓練および災害時のボランティア等を募集なさっていますので、地域の方はぜひご参加ください。 |
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レポーター |
秋山 真理(ねりま減災どっとこむ) |
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