2008/レポート2
(取材報告) |
光が丘第八小学校/防災授業 |
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2008年9月1日、光が丘第八小学校において、防災の日にちなみ体験的な学習を通して防災についての知識を広げるとともに、日常の防災意識を高めるねらいで、防災授業が行われました。参加は、児童、教職員で、支援は光8小地域防災連絡会(避難拠点運営連絡会)、保護者、光が丘消防署、区防災課でした。各学年ごとの体験学習の内容は次のとおりです。 1年生:パネルシアター(ぴーかぶー)による地震のときに身を守る行動 全員、各訓練のあと、アルファ米のパックとみそ汁を受け取って、青空のもと、みんなでいただきました。ゴミをかたづけて、終わりです。(教職員と地域防災連絡会、PTAは、そのあと反省会を行いました。) |
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【感 想】
6年生が大活躍の防災授業となりました。どの学年も、真剣ながらも、とても楽しそうにさまざまなことを学んでいました。毎年、こうした訓練が続けられたら子どもたちの防災に対する意識がより一層高まるのではと、期待がもてる内容でした。 なかでも配食のとき、6年生が1,2年生にみせた配慮は素晴らしかったです。今回の訓練では、食事を混乱することなく素早く配ることに重きを置いていたようでしたが、1,2年生の小さな手で、みそ汁とご飯のパックを受け取ると両手がふさがります。その状態で足元を注意しながら歩く姿をみると、大丈夫かなと少し不安を覚えるものでした。そうしたところ、みそ汁を「熱い」と声をあげる子どもがいたこともあってか、6年生のなかには取りに来るのを待つのではなく、こちらから持って行って配ろうとする動きがみられました。もしそのまま自主性に任せていたら、きっと1,2年生には一所に座って待っていてもらってこちらから届けよう、という行動にまで発展していったように感じています。 一般に避難所に集まる方のなかには、小さな子どもを抱えたお母さんや子ども、並んで待つほど体力がない高齢者や障がい者の方なども含まれます。 来てほしくない地震災害ですが、もし来たとしても、こうした思いやりや優しさが、多くの人の気持ちを支えてくれるものと心強く感じました。 (*^-^)b |
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レポーター
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秋山 真理(ねりま減災どっとこむ) |
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