ねりま減災どっとこむ

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2006年度/レポート12
(実施報告)

開進第二中学校生徒による職場体験(2007年1月25〜26日

中学生が区の防災課を職場体験〜区立開進第二中学校の1年生5人が職業について学ぶ〜 
  /区「できごと」1月26日へリンク  >> 報道発表資料

 1月25〜26日にかけて、開進第ニ中学校生徒5人は、「職場訓練」の一環として防災課職員としての仕事を体験しました。そのなかの一つである「中学生の目線からみた防災意識啓発チラシ」の作成について、ねりま減災どっとこむで企画・担当をさせていただきました。
 当日、1日目には、学校で約40分程度のレクチャー(日本は地震大国であることや、将来、どんな場所に住んでほしいかなど)のあと、普通の教室のほか家庭科室や技術室など、特別な授業で使う教室や廊下などを見てまわりました。生徒の皆さんは、デジタルカメラを持ち、自分たちの感性と想像力で、後に報告することになるお友だちに切迫感が伝わるようにと、撮影にモデルにと大忙し。学校施設内の危ないと感じる場所を次々にチェックしていきました(時間は約2時間程度)。
 その後、区役所防災課に戻り、他の職場体験のメニューをこなしながら、合間をぬって分担を決め、写真を選び、紙面の下書きを作成します(他の生徒が作ったものを持ち帰って、家でみて参考にしました)。
 2日目、清書を行います。その後、タイトルを決め、後書きを書くなど、すべて生徒みんなで行いました。全体的に、きびきびと自主性をもって取組んでいただきました

 ということで、5人のみんなにメッセージ♪
 みんな〜、ありがとう♪ 想像力や集中力が、とても素晴らしかったです♪ (⌒▽⌒)ノ"
 たぶん、このレクチャーを受けたみなさんは、大学生になっても、社会人になっても、安全な場所にこだわって住んでくれることでしょう。間違ってもお台場に住みたいなどとは思わないことでしょう(笑)。あ、山に住みたいと思ったキミ、山でもいろいろ危ない場所はありますから、土砂災害の危険や水害の危険など、調べてから住みましょうね♪ 
 それから、早速、家具の固定をしよう、とお家の方がおっしゃってくださったという話は、うれしかったです♪ (*^^*)
 そうそう、天変地異で生き残るのは…、という雑談をしていたときに「サルは?」という質問がありましたね(笑)。ちょっと突然だったので、きちんとお答えしていませんでした。失礼しました。この場をかりてお答えしておきます。日本で起きる地震なら、絶滅することはないでしょう。ニホンザルの分布は広いですから、必ず生き残ります。
 今後も、防災に何か少しでも興味がわいてきたら、またこういう機会に参加してもらえたら、うれしいです。

 今回、レクチャーした内容を抜粋したもの(pdfファイル)と、生徒の皆さんが友だちや先生のために作成したちらし(pdfファイル)をここにアップします。学校はどこも似たところがありますし、特別教室は、やはり地震で落ちてくるもの、倒れてくるものがたくさんあります。また、お家でも、寝室や台所、リビングなど、家具が倒れてくるような場所はたくさんあります。そういった場所で寝ていないでしょうか? 長時間、くつろいでいらっしゃらないでしょうか? ぜひ、生徒の皆さんが作られたちらしをご参考になって、チェックをしてみてください。
 なお、うちの学校でもやってみたい、レクチャーだけでも聞きたいー、そういうお話がありましたら、防災課までぜひお問い合わせください♪ (o^∇^o)ノ

レポーター
秋山 真理(ねりま減災どっとこむ)

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