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富士見台小学校/さんま全校親睦会(10月14日10時〜14時頃)
2006年10月14日、富士見台小学校で、PTA主催のさんま全校親睦会(児童547名。保護者を含めての参加人数は1000名を想定)が開催されました。 このイベントは、6年前、1クラスから始まったとのことでしたが、4年前には全校行事となり、3年前からは地域の避難拠点運営連絡会が協力をするようになりました。 当日は朝、早くからPTAの皆さんが協力をして、受付、さんまの下ごしらえ、大根おろしなどの添え物を作り、子どもたちへの配給、飲み物の販売等を行っていました。また、ソフトボール部のお父さんたちが、バーベキューセットと炭の多くを自前で持ち込み、2000匹ものさんまに包丁を入れ、炭をおこして、煙と熱と戦いながら、丁寧にサンマを焼きました。 また、ご飯は、PTAの皆さんと地域の避難拠点運営連絡会の皆さんが協力して湯を沸かし、ご飯を蒸らし、パック詰めが行われました。
準備(1) PTA:大量のさんまの下ごしらえ(塩をまぶす)
準備(2) 避難拠点:アルファ米の準備
【感 想】 年に1度、必ず地域の方々が一緒に協力・活動する場が地域にあるというのは、理想的な形です。このイベントは、防災訓練ではありませんが、地域の方が集まって、大量の食材を調理し、多くの方に提供するという形は、災害時と全く同じですから、いざというときに応用がきく貴重な場になっていると感じました。今後は、PTAの皆さんが、拠点の防災訓練を見学するといったお話も出ていたようなので、PTAや学校と拠点の交流が、ますます活発化することが期待されます。 校長先生からは、この親睦会は、「魚を食べる良い機会になっている」「みんなで食べると美味しい」「(避難拠点運営連絡会が作ってくれる)ご飯があることで、子どもたちだけでも参加できる」「地域の方の協力に感謝」といったお話が聞かれました。おっしゃるとおり、校庭で子どもたちは、サンマの骨などものともせずに、美味しそうに、楽しそうに、晴天の下で食事をしていました♪
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